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親は我慢
2023年01月21日
シチュエーションによるでしょうが、子どもに対して怒るというのは、子どもの状況を改善するという意味合いでは、効果は無いと思います。
もう20年近くこの仕事をしていますが、経験上本当にそれはそうだと思います。しかしそう分かってはいるのですが、私も怒ってしまうことがあります。未熟。
大人が怒って子どもの行動が改まったとしても、それは怯えてだったり、ほとぼりが冷めるのを待っていたりと、表面上のことであって、納得したり、理解してそうなっている訳ではないので、大人が見ていなかったり、時間が経てば元に戻ってしまいます。またやっているように見えるだけで気持ちは入っていないでしょう。
毎年、受験前のこの段階においても「いっちょん勉強せん」という子どもがいると聞きます。
そうなったとき、どうするか。。。。怒ってはいけません。かと言って放ってはおけません。もし私だったら、私の子ども相手だったら。
私だったら別室で怒りが収まるのを待ち、少し落ち着いてから、「よし、お父さんが隣におるけん、勉強しようぜ!」と切り出します。乗ってくればよし、そうでなくても「じゃあ一人で勉強しなよ~」など別の展開に持っていけるように思います。
これが上手くいくかどうかは、ご家庭の状況によりますので、お勧めするものではありませんが、勉強してなかったとしてもお子さんはナーバスにはなっている筈です。そこで怒るという手は、状況を好転させる手段では確実にないです。
親御さんはグッと堪えて、感情のままにそれをお子さんにぶつけないようにしなければなりません。もしそうなりそうならば、一旦そこから離れて頭を冷やして対応を考えましょう。
忍耐。我慢。サクラ咲くことを信じて。保護者の皆さん、がんばりましょう!
塾長 清田