好きこそものの上手なれ  |  個別指導塾スモールストリーム

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好きこそものの上手なれ

2016年08月22日

問題を解く方法としては、2種類のやり方があります。

1.「内容・構造を理解して解く」
2.「形を覚えて解く」

当然、前者の方が良いです。
知識欲がある子は、本当に驚くほど成績が上がります。

しかし、実際は、後者の傾向にある子どもがすごく多いように思います。

後者の傾向にある子の極端な例を1つ。
漢字が苦手な小学生。
その子に「牛乳」という時を覚えてもらいました。
いつものようになかなか覚えられません。
「牛」も「乳」もこの前たしかやったのような・・・
・・・やっと書けるようになったあと、話をしていたら、その子は
牛乳が「うしのおちち」のことだと知らかったそうです。
だから「牛」と「乳」をしっていても「牛乳」は書けなかったようです。
これは、漢字だけではなく、計算・英単語・理科・社会・・・勉強すべてに当てはまるものです。

こういう傾向にある子は、関連付けて学習することが出来ないため、すべてのことををひとつひとつ、記号として、独立したものとして、覚えていかなくてはなりません。
途方もない作業量になりますし、勉強におもしろさを感じることはできません。
覚えたことをすぐに忘れてしまい、応用がききにくい。
いくら量をこなしても、成績が伸びない・・・となってしまいます。

子どもがこういう傾向になる要因としては

・性格がめんどくさがり
・忙しい、疲れている
・勉強に興味がもてない
・たくさん進むことに価値が置かれている
・宿題が多すぎる

などなど・・いろいろあるでしょう。

勉強に、主体性や自主性が失われることが原因です。
要するに「わからないから、終わらないから、めんどくさいから、覚えてしまえ!」という思考に陥ってしまうのだと思います。

これは、小学生・中学生・高校生すべてに見られることです。
(小学生は、学校のテストの範囲が狭いので、顕在化しにくいですが)
こうならないように、こういった傾向にある子の状況を改善できるように、指導していきたと思います。
そのために、中学生以上向けに9月から新たな指導コース(アクティブラーニングコース)を創設します!

ご興味がある方は、教室までご連絡ください。
担当:清田
電話:0964-43-4644