勉強をしているのに成績が全く上がらないということは無いです。

しかし、そういう子がいます。多いです。

どうしてそうなるのでしょうか？

勉強とは「できないことをできるようにするために努力すること」ですが、それはつらくてイヤなことなので、そうでないことをしてしまうからです。

文章を読んで問題を考えたり、間違えた問題を解説を読んで理解しようとしたり、覚えていないことを何回も書いて練習したり、そういうことは面倒でイヤです。

だから、めんどくさくないこと、何も考えなくていいようなこと、教科書をノートに写したり、できる計算問題をくり返し解いたり、既に覚えていてスラスラと書けることを毎日くり返し練習したりします。

中学生の自学ノートはそれを助長しています。それでいいんだって。ひたすら毎日、勉強しましたよってアリバイ作りです。

子どもやご家庭が望まれるならば、そこから抜け出すことができるような取り組みを来年はやってみたいと考えています。

塾長　清田